速読をマスターする

速読とは

速読は、過去に何度かテレビ番組で紹介されたこともある、特殊な脳の使い方による文字認識の方法です。
読書は好きなのだけれども、読むスピードが遅いので1冊読み終わるまでにかなりの時間がかかってしまうという悩みを持つ人もいることでしょう。

また、受験生や資格試験を受けたいと思う人にとっても文字認識のスピードが早まればそれだけ問題を解くための時間を長くとることができるのでかなり有利になります。
他にも仕事柄たくさんの文章を読まなくてはいけないという立場の人など、頭の回転を少しでも速くしたいと考える人達全般に速読はとてもおすすめです。
速読は通信教育でもたくさんの教材が販売されていますが、中には実際に教室にかよって先生から方法を教えてもらうというものもあります。

通信教材の場合、付属のDVDを見ながら早回しをした人の音声を聞くようにしたり、画面を見てそれを素早く認識するためのトレーニングを行います。
トレーニングといっても毎日何時間もそればかりをしていなければいけないということもなく、1日あたり15分程度のことを毎日続けることでちょっとずつ効果が出てきます。

速読トレーニングにもいくつかのコースがあり、ビジネスや資格取得のための本格コースから、一般の生活向上のための技術としてのものまであるので、自分の希望するレベルに合わせて好きなものを選ぶことができます。

速読ができるようになると

速読は上達すると普通の文字を読む速度の5~10倍くらいの速さで文字を読むことができるようになります。

速読している人をはたからみると、まるでページをめくった瞬間次のページに手を掛けるようなスピードで行っているので、本当に文字を読んでいるんだろうか?と感じてしまうほどです。
速読とは、文字を一文字ずつ追っていくという普通の読書方法と違い、ぱっと目に入った文字をまず画像として認識してそれを素早く読み込んでいくという技術になります。ですので速読は普通の読書方法に使用するのとは全く違った脳の部分を動かすということになります。

それは結果的に単純に読書が速くなるということにとどまらず、記憶力をアップさせたり理解力を高めることにもつながっていきます。
脳は日常生活においてはどうしても偏った部分のみしか使わないくせがついてしまうので、それを意図的に違った方法で動かそうとすることで、かなり飛躍的に回転力が上がっていきます。
新しい可能性を開くきっかけにもなる速読、ぜひチャレンジしてみてください。