気持ちを届けたい人の支えになる

最近になって良く見かけるようになった資格に、ラッピングコーディネートというものがあります。

ラッピングコーディネートとは、そのままですが専門的なラッピングの技術を有する人物のことです。
ラッピングコーディネートと聞くと、ショップにいるラッピングをされている人物を想像してしまいますが、こちらの方とは別の立ち位置にあるので同義というわけではありません。
ラッピングコーディネートの場合、専門的なラッピングを行わないといけません。
そのため、ラッピングそのものが複雑になっていることが多いです。

例えば、これから子どものために子ども向けグッズを購入しようとしている人に対して、どのようなラッピングを好んでいるかを聞き、話がまとまってからは技術をもってラッピングを行います。
子どもが喜ぶようなラッピングをイメージし、ラッピングコーディネートとしてラッピングするわけです。

一般的なラッピングとなにが違うのか?というと、それは包装の際に技術を有しているだけではなく、特殊なツールを使っているところです。
一般的なラッピングでは、大きな袋に商品を入れる。
その後、ラッピングの口部分をキレイに結んで止めるというふうになっているため、ラッピングの技術が無い人でも練習次第で簡単にラッピングできます。

しかし、ラッピングコーディネートの場合は、先ほどのコーディネートに関する相談を受けているため、それに見合ったラッピングにならない限りはやり直しを要求されることもあるのです。
技術を有していない場合は何度もやり直しとなることもあるでしょう。
そのため、ラッピングコーディネートの現場というのは、ラッピングのみを専門的に行っているケースが目立ちます。
ものによっては紙で簡単に包装してから、細工物を取り付けるような包装までありますし、頑丈さを増さないといけないラッピングまで存在します。

そのような場合も、ビニールゴムを力を入れて引き延ばすなど、かなりの力を要求されることがあるため、常にテクニックばかりが要求されるわけではないのです。

活躍の場は広い

ラッピングコーディネートの長所は、時代のニーズに沿って進化し続けているところでしょう。

例えば、ラッピングコーディネートとして技術を有している人であれば、インターネット上のショッピングサイトで仕事をすることもできます。
というのも、近年では海外のブランドであったり、香水などをインターネット上で購入している人が増えているからです。
そのような場合も、高級感を少しでも引き出すためにラッピングコーディネートとして力をふるうことがあります。
他にも、中小の販売店などで専門的なラッピングを任されることもあります。