生きていくうえで絶対必要な食事。

その食に関わる資格もいくつかあります。

その中でも、からだと食事、運動に関する基礎的な知識を持っていることを証明する資格として、「フードアドバイザー資格」があります。

フードアドバイザーとは

身も心も健康的な状態でいるためには、身体のしくみを知り、身体を健康に保つ食事を選び、身体の状態を快適に保つための運動が必要不可欠です。

それらのメンテナンス方法を学び、また年代やライフステージごとの違いを理解し、自分の体を管理する知識と技術を身に着ける資格がフードアドバイザー資格です。

上級者になれば自分だけではなく他の人へのアドバイスができるようになるため、健康志向が高まりつつある現代では活躍の場が広がっています。

一般的には飲食店の開業、経営などで活用できる資格で、店舗の運営や企画、各種コーディネートなどのアドバイスができる専門家としてのポジションです。

食だけでも、運動だけでもなく、それぞれが連携して総合的に健康と美容についてアドバイスできるのがフードアドバイザーといえます。

フードアドバイザーになるには

フードアドバイザー資格には現在3級と2級に分かれています。

フードマネジメント協会が実施する試験に合格することで、フードアドバイザーとして認定されます。

認定の条件は試験への合格のみですので、学歴や職歴などが無くても努力次第で手にすることができる資格です。

合格基準は原則、正答率が70%以上であること。

難易度によって合格ラインは変動しますが、基本的に7割とれていれば受かる試験です。

受験の申し込みは一般的な資格試験と同じようにインターネットか郵送でも受験申込を行い、受験票が届いたら試験日に試験会場で受験するという流れです。

学習方法については、主に公式のテキストを使って学習する方法と、協会が認定している講座を受講する方法の2パターンになります。

3級の講座であれば6時間程度、2級であれば20時間程度が目安となります。

まず最初に受験することになる3級では、実生活に活かせる食と運動に関する基礎知識を学びます。

自分や家族の健康管理に活かせるレベルです。

2級はフードアドバイザーのプロとして働けるレベルです。

食と身体、運動の知識とプランニング能力が証明されるので、新しいビジネスチャンスを切り開くときの武器にもなります。

フードアドバイザー資格を取得するメリット

2級を取得しているとプロのフードアドバイザーとして活躍できますが、3級でも自分自身や家族の健康的な生活を支える知識や技術を身に付けられます。

実生活に活かせる資格なので、持っていて損はありません。