習い事に興味を持つ女性は多い

企業勤務をする女性の多くは習い事をすることにかなり高い関心を持っていることがアンケートによって明らかになっています。
実現できるかどうかはともかくこれから何か習い事をしたいと思っているかどうかという質問に対して、習いたいものがあると答えた人は全体の90%にも及んでいます。
ですが今現在習い事をしていると答えた人は全体の1/3程度にとどまっており、7割弱の人は習い事をしていないというふうに回答をしています。

また、習い事を始めるにあたって最も気になることは何かという設問に対しては「お金がかかる」と回答した人の数が最も多く半数以上となっており、次いで「時間がない」「近場で習える場所がない」といった回答が続いています。
確かに習い事をするときには長く続けていけるものが望ましいわけですから、長期的に高い費用がかかることが事前にわかってしまうと、どうしても申し込みをためらってしまうことになるのかもしれません。

参考サイト:働く女の本音白書

始めたい習い事

一方、これから始めたいと思っている習い事の種類は何かということについては、やはり時流を反映してか「英会話」がトップとなっています。
英会話は修得をすることで就職の機会が増えたり、今後の企業活動で自分の能力を生かす一つのきっかけとすることができたりするものなので、多くの社会人が興味を持っているのでしょう。

また第二位にランクされているのは「料理」で、自分で作れる料理の幅を広げたいと思っている女性が多いことがわかります。
料理が得意、というと女子力の高さをアピールしやすくなりますし、自分の健康面を考えたときにもとても役立つものです。
料理教室は他のスクールよりも開催場所も多く、場合によっては自治体企画の手軽な習いものとしても参加ができるというところが受け入れられやすい要因になっているのかもしれません。

アンケート結果として意外なのが、トップの英会話を除きあまり仕事に直接関連するような実務的な習い事が多くないことです。
社会人男性に同じ内容でアンケートをしてみると、上位に来るのは実務面を重視したスキルアップ講座が並ぶ傾向にあるので、女性の方がより趣味としての習い事に興味が深いというふうに読むことができるかもしれません。
自分にあったスクール探しができれば、もっとより多くの人に好きな習い事を初めてもらえるきっかけになるかもしれません。
今はネットもあり情報収集がしやすい環境も整っているので、始めたいと思った瞬間行動に移してみるとよいでしょう。