週末に製菓を習う

お菓子作り職人であるパティシエールは、女性にとっては憧れの職業です。

昔小学校などの作文で将来の夢としてお菓子屋さんを上げた女の子も多いのではないかと思いますが、おそらく現実にはほとんどの人はその道に進むことなくほかの仕事をされていることでしょう。
そこでおすすめをしたいのが、そんな昔の夢にちょっと近づくことができる製菓を週末に習うという方法です。

全国には多数の調理系専門学校がありますが、そのうちの多くは社会人向けに週末や夜間の時間に開講する大人向けの製菓講座があります。
参考)カフェ・調理学部|【製菓・カフェ・調理の専門の学校】レコールバンタン

製菓衛生師の資格を取ろう

製菓技術者のことを「パテシエ」といいますが正確な資格としての名称では「製菓衛生師」というものがあります。
全国の製菓科のある専門学校ではこの製菓衛生師に合格することを目標に授業をおこなっていくことになります。

製菓衛生師になるためには、学校での授業として衛生放棄や公衆衛生学、食品学や栄養学などを学科として学習しつつ、製菓づくりの実習を行っていきます。
学科の習熟度についてはテストの他にも通信教育として提出できるようになっているので、学習は自宅で行い実習は週末に学校で行うといった方法もとれます。

最近ではインターネットもあるので、e-ラーニングとして講座を受けることも可能です。
ほとんどの製菓専門学校では、お菓子の他にも製パンや和菓子の作り方も学習するので、幅広くお菓子作りについて理解をしていくことができます。
普段から趣味でお菓子作りをしているという人も、こうした本格的な学習をしてみると、より視野が広くなりそこから作れるお菓子の幅を広げていくことができます。

もちろん趣味として行うだけではなく、本格的に転職を考えている人にもそうした専門学校は便利に使えます。

製菓専門学校では、昼間の平日にきちんと受講ができるコースももちろんありますが、案外と夜間や週末のコースも受講者数が多くなっています。

菓子製造技能士という資格も

製菓衛生師の場合、販売用の菓子作りをするときの業務面に特化した学習内容となりますが、もう一つ技術により焦点を絞った菓子製造技能士という資格もあります。

菓子製造技能士は国の主催する技能検定制度によるもので、洋菓子・和菓子それぞれ1級と2級があります。
市民講座としてお菓子作りを学べる場所も他にはありますが、製菓専門学校に通ってみることで将来のキャリアアップに役立たせることのできる製菓の勉強をすることができます。

もしかしたら子供のときの夢をかなえることもできるかもしれませんよ。